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2016秋の東北山行脚-4 [登山]

稲庭岳や八幡平など奥羽脊梁山脈の山々を登った後は、北上山地に転進です。

三ッ石山を松川[いい気分(温泉)]に降りた後、滝沢市からR455を岩洞湖畔などを走って、8月台風10号で大きな災害が発生した岩泉町境の早坂高原まで来ました。この辺の売りは「本州で一番寒い地」だそうです。

北上山地の標高800m超には平たん地が多くあり、戦後牧場・牧野として開拓されたそうです。今は牧野の中に風力発電の風車が多くみられます。葛巻町の牧野と風車です。絵になりますね。

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10月25日

前夜は早坂高原の大きな駐車場で車中泊しました。レクレーション施設や東屋なども立つ早坂高原ですが、レストハウスも閉鎖されさびれた公園となっていました。バイパストンネルが開通し旧道の峠には来る人も少ないのでしょう。トイレと自販機があるのが救いでした。

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【三巣子山】
標高1003山の一山、三巣子山への道はレストハウスの脇から舗装道路が延びていました。ネットで事前調査してきたので迷うことなく入れ、上明神山方面に数キロ走ってT字路を右折2キロほど走ると牧野の先にこんもりとした三巣子山が見えてきました。
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道路脇に車を停めて北側の牧野の牧柵沿いを歩いて、笹藪に突入です。
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藪と格闘15分三巣子山三角点を発見しました。
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北上山地最初の一山はわずか15分の藪漕ぎで登頂です。
「行動時間」
林道駐車場所~三巣子山往復6:50~7:25
車に戻って葛巻町方面に延びる牧野を眺めながら一息入れました。早坂高原の駐車場に戻って自販機で缶コーヒーを購入しパンを食べて朝食としました。
R455を盛岡市内に走って復興支援道路として改造工事の続くR106に回り、盛岡市と宮古市境の区界高原の道の駅まで来ました。
【兜明神岳】
道の駅の北方にそれとなくわかる岩峰が兜明神岳です。
旧川井村の「木の博物館」の建物が立つ場所が兜明神岳の登山口です。
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登山口から樹林コースを緩く登って行くと休憩舎が立っていました。
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その先に屹立する岩場が兜明神岳山頂でした。今日はこの先予定がな山頂でゆっくりと思ったのですが、ゆっくりするような山頂ではありませんでした。
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下山は周回コースの草原コースを回って少し時間が掛かりました。

「行動時間」
木の博物館登山口10:15~兜明神岳10:55/11:15~登山口11:50

兜明神岳からは下達曽部トンネルから青松葉山の登山口などを確認した後、R106を同じ旧川井村にある「道の駅やまびこ館」に車をつけました。

10月26日

【堺ノ神岳】

道の駅から1キロほど宮古市側に走り、川内駅から夏屋川沿いに山中に延びる舗装された大規模林道を岩泉町境の峠まで走りました。台風10号の被害も随所に見られたが、ほとんど問題なしです。
峠から稜線沿いに右に入る未舗装の林道があり、まだ夜明け前の林道を慎重に走りました。ネットで調べてきたので不安はありません。3.5キロ先の害鷹森登山口で害鷹森・和井内林道に合流しました。合流した地点から300mほど走ると林道崩壊場所に出て工事中のバックホーが道を塞いでいました。よく見ると何とか通り抜けられそうですが、この先何があるか分からないし、堺ノ神岳登山口まで5キロの林道歩きと思い、崩落現場の近くの道路脇に車を停めました。

軽荷を背負って堺ノ神岳めざします。林道の先に堺ノ神岳が見えていますが「まだまだ遠いな~」

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駐車場所から50分ほど林道を歩きましたが工事中の一カ所以外は車の走行に問題なしでした。
林道分岐に堺ノ神岳の標識が置かれていました。
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林道分岐からはあまり登る人もいないのでしょうか、笹が被さる道が続いていました。
前方が開けると堺ノ神岳の岩峰が見えてきました。
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笹原の中をさらに進むと赤い鳥居が現れました。
鳥居の脇には岩泉町方面からの登山道が合わさっていました。
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鳥居の後ろに石段を上り詰めて堺ノ神岳山頂です。
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絶好の好天で北上山地北部の山々が見渡せますが山座同定は叶いません。
歩いてきた害鷹森方面とその後方の早池峰です。
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朝食を摂りながら暫し休憩の後堺ノ神岳を下り、4キロ越えの林道を戻りました。工事場所に来るとバックホーのオペが「森林管理署の車は通り抜けていった」という事で、往復8キロ・2時間の林道歩きのアルバイトをしたという事です。
「行動時間」
林道駐車場所6:30~分岐7:20~堺ノ神岳8:15/8:30~分岐9:10~駐車場所10:10
【害鷹森】
害鷹森の登山口は林道を300mほど戻った合流点です。
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ダケカンバの幼木の中の道を登りきると害鷹森山頂でした。
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三角点を確認の後登山口に下りました。
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「行動時間」
林道合流地点から害鷹森山頂往復10:15~10:40
大規模林道に戻る途中工事車両と遭遇し離合のために100mほど林道をバックしなければならなかった。
今日は峠から8キロの林道歩きを覚悟していたので午前中に堺ノ神岳・害鷹森を踏めたことが嬉しかった。
道の駅に戻って青松葉山への達曽部林道に向かった。
【青松葉山】
昨日登山口までの情報を得ていたので舗装道路が続く林道を難なく青松葉山登山口に着きました。
登山口には木の博物館の看板が立てられていました。
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登山道にはブナやミズナラなど多様な樹木が見られ、木札が下がっていました。

これはシナノキの巨木です。信濃の木という語呂合わせか長野県の県の木にもなっています。

今では長野県ではあまり見ることがないシナノキに感動ものです。

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幹回り3m以上ありそうです。
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高度を上げて行くと大シラビソ林に変わりました。大シラビソがアオモリトドマツと同じという事も初めて知りました。
登山口から1時間半で青松葉山に到着です。
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以前は登山道がなく残雪期に登られていたという青松葉山、山頂標識は樹上に付いていました。
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下山は登山道脇の木々を観察しながらゆっくりと下りました。
「行動時間」
達曽部林道登山口12:15~青松葉山13:45/13:55~登山口14:55
「道の駅やまびこ館」に戻って、レストランで食事をとって今日も「やまびこ館」で車中泊です。
10月27日
【峠ノ神山】
「道の駅」を夜明け前に出てR106を茂市駅付近で左折、R341を旧新里村和井内に走りました。新里牧場への道を探してうろうろしていましたが、R341から分岐する道の前で地元の青年に声かけると「牧場へ入るには日向からの道が良い、俺の後についてこい」と云われ、言われるままに茂市駅方面に5キロも走り源衛平への道を教えてくれました。2キロほど進むと三叉路になっていて大きな看板があり峠ノ神山の表示もあって安心していると、地元の主婦が乗る車が下がって来て、「この先台風被害で通行止めで9キロ先の源衛平には入れない」と言う。思案しましたが「それでも行けるところまで行って後は歩くか」と覚悟して進みました。舗装道路を山中に入って2キロも行かないうちに道路が崩落土砂で埋まっていました。
三叉路に戻って思案していると、ワンボックスカーが上がって来て「未舗装の道からは源衛平に行けるが乗用車じゃ無理だな~」と云って未舗装林道に入って行きました。私のミニバンも4駆なのでワンボックスカーが入れる道なら大丈夫と、後を追いました。しかし未舗装林道急坂が続く酷い道でハンドルを握る手が汗をかきます。それでも転石がないのがパンクの心配が小さいので救いです。手に汗握り、額の汗かいて30分ほど進むと何とか平たん地の源衛平に登り着きました。放牧の牛の泣き声が聞こえれば一安心です。一度道間違いして歩き始めましたが、峠ノ神山を特定できると新里ト牧場内の舗装道路を走って峠ノ神山登山口に車をつけることができました。
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登山口からはダケカンバの幼木林の中緩く登って行き30分で峠ノ神山山頂に着きました。
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「標高1003山」の一山「峠ノ神山」は一等三角点峰でした。
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峠ノ神山山頂を踏んだ感激より荒れた林道を走った思いの方が強かったです。
「行動時間」
新里牧場登山口8:20~峠ノ神山8:50/9:10~登山口9:35
峠ノ神山を降りた後牧場に戻ると牛を山からおろしに来たと思われる車が停まっていたので、「どの道登って来たか」と聞くと「和井内から舗装道路が通じている」という事です。言われるままに牧場から和井内に下ると舗装道路が通じていて朝青年に道を尋ねた場所に下りました。「朝、あの青年に会わなければよかったな~」と頭をかきながら和井内集落から茂市駅方面に向かい、R106を宮古市街に走りました。
宮古市の道の駅で昼食を摂った後、市内の公衆浴場で汗を流しましたがここでも失敗です。市内から浄土ヶ浜に向かう途中小銭入れがないことに気付き、もしかして公衆浴場に忘れてきたのではと引き返しました。
番台のオバサンしっかりと預かってくれていて胸をなでおろしました。
浄土ヶ浜を再訪した後、宮古市の道の駅で車中泊です。
10月28日
夜明け前に都道の駅を出て重茂半島に向かいました。本州最東端の鯔ヶ崎の日の出を見たかったからです。
鯔が崎への道は駐車場所から3.6キロも遊歩道を歩かなければならないのであきらめましたが、付近の浜辺から日の出を見ることができました。
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鯔が崎付近で日の出を見た後復興工事で賑わう山田町に向かいくねくねした道を走りました。
【十二神山】
一等三角点峰十二神山は自衛隊のレーダー基地の山で、三角点を踏むには自衛隊の許可が必要です。事前に電話で申し込みして郵送されてきた申請書に記入して返送しておきました。
入門申請時間の9時前に十二神山の自衛隊専用道路に入り、ゲート前の電話ボックスで連絡を取りました。
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付近の山々は紅葉真っ盛りです。
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指示された通りに進んで基地のメーンゲートに着くと駐車場所を指定され、係りの自衛隊員が案内してくれます。基地内を自衛隊の仕事の話などして10分ほどで一等三角点の十二神山山頂に着きました。
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山頂付近は工事中で工事関係者に迷惑をかけないように写真だけ撮って下山しました。
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自衛隊基地内の建造物や施設の写真は撮影禁止です。山頂付近から山田町方面の写真を撮りました。昨年春のぼった鯨山方面です。
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自衛隊員にお礼を言って十二神山を後にしました。
「行動時間」
十二神山山頂往復8:50~9:15
十二神山からは復興工事で賑わう三陸道を釜石に向かい、無料開放されている高速道路を走って一路宮城県に向かいました。
【箟岳山】
標高1003山・箟岳山は山頂の・・神社まで車横付けできました。神社には裏には大きな駐車場もあり、交通安全の祈願の神社でもあるようです。
神社境内を散策しながら三角点を探しましたが三角点は見当たりませんでした。
スマホの位置情報で箟岳山山頂を特定しました。
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箟岳山を降りた後は松島の宮戸島に走り、大高森の登山口を確認の後党内のトイレのある駐車場で車中泊です。

レポは松島・金華山に続く


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コメント 2

mama

パンクしなくてよかったね!
忘れ物 早く気づいてよかった。

立ち去るときは必ず見てるんだけどね~
私は いつの間にか無くなった・・・カメラ、サングラス、水筒、帽子 などなど。
by mama (2016-11-08 19:14) 

kamoshika-nagai

>mamaさん
峠ノ神山に向かう林道走行はこの山行で一番緊張しましたよ。

新里牧場の先に舗装道路が延びていた時は嬉しかったですね(^^♪

そして朝あった青年を少し恨みました"(-""-)"

小銭入れは着替えの椅子に置き忘れていました。
認○○が進んでいるようです。mamaも気をつけましょう(*´ω`)
by kamoshika-nagai (2016-11-09 08:51) 

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