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トヨニ岳は敗退 [登山]

前夜泊の広尾町の防災センターを夜明け前に出て、30キロほど浦河町方面に戻って野塚トンネルに来ました。前日入山口とトレースを確認しておいた日高山脈南部のトヨニ岳を目指します。

「あわよくばトヨニ岳から片道4時間のピリカヌプリまで」の思いとは裏腹に、国境稜線まで上がったら天候急変、強風吹き荒れて、トヨニ岳前衛の1162mピーク付近で撤退を決意しました。

国境稜線から見るトヨニ岳南峰・北峰

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前日は野塚トンネル十勝側でトヨニ岳への入山口の確認をした後食料調達やtoilet確認などのため広尾町に下ったが、中川一郎記念館などのある町中心部までは30キロ近く走りました。

町内の防災センターで車中泊した後夜明け前に野塚トンネルに戻ったが、急いで支度しても出発は5時を過ぎてしまい、これではトヨニから往復8時間のピリカヌプリまで足を延ばすのは無理です。

ピリカヌプリの下見のつもりに切り替えて野塚トンネルを出発です。

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目の前の尾根を登る計画でしたが、トレースは沢沿いに続いていて、これを追うことにしました。前々日に下って来たと思われるトレースはしっかりしていて、朝の冷え込みもありとても歩きやすいです。

小一時間で沢が分岐する二俣に着き右俣に入ります。右俣は傾斜がきつく被さるようで雪崩の危険も感じますが、気合を入れて登りあげて行きます。やがてダケカンバの樹林帯に入ると雪崩の心配も少しは和らぐというものですが、傾斜はさらに増して息が続きません。

何とか踏ん張って国境稜線から派生する尾根に登りあげると、別のトレースが合わさっていました。当初登ろうと思った尾根で、夏道のある尾根かもしれません。

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登りあげた沢を振り返りますが、急傾斜が分からないのが残念です。
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緩い傾斜の尾根を10分ほど進んで日高・十勝を分ける日高山脈の国境稜線につきました。この時点ではトヨニ岳が朝日を浴びて輝いていました。
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こちらは野塚岳方面です。
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国境稜線は風強く吹き飛ばされそうですが、一息入れたとはトヨニ岳まではの思いで小さなアップダウンを繰り返しながら稜線上を進みました。
最初の顕著なピーク1162mピークは雪が吹き飛ばされて草地が出ていて、岩稜交じりです。この辺りまで来ると風はさらに強くなり、上空には黒い雲が流れて行き、特に南方面から荒れて来るのが分かります。
トヨニ岳山頂にもとうとうガスが掛かり始めました。
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トヨニ岳山頂までは1時間半ほどですが、天候の好転はないものと思い、潔く撤退を決断しました。
国境稜線を下降点まで戻って風除けの樹木に腰を下ろして休憩です。
トヨニ岳山頂も姿を消しました。
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野塚岳方面も雲に隠れました。
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証拠写真を一枚撮りました。
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下山は登って来た沢を避けて支尾根上に続くトレースを追いました。結構急坂の続く尾根で、樹林帯に入ってからは尻セードも駆使して野塚トンネル十勝側に下りました。駐車場には私の後を追ったと思われる地元ナンバーの車が一台停まっていました。トヨニ岳まで届いただろうか?
敗退のトヨニ岳ですが、いずれトヨニ岳山頂付近にテントを張って、ピリカヌプリ(できればソエマツ岳も)を登るつもりです。そのための貴重な下見であったと前向きに考えて野塚トンネルを後にしました。
「行動時間」
野塚トンネル十勝側5:15~国境稜線7:20/7:30~1162mピーク付近8:35~稜線下降点9:30/9:50~トンネル11:10

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