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北海道には友がいる [旅は道連れ]

群別岳を下りた翌日、旧浜益村の朝は荒れ模様の上、ひざ痛悪化で酷い朝になりました。

北海道雪山山行終盤の3日間は予定変更の行動になりましたが、北海道の友人に感謝の3日間になりました。

札幌市内見物では久しぶりに時計台を訪ねて見ました。

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浜益温泉に併設された公共駐車公園で迎えた朝は、夜半から荒れ始めた強風がさらに激しくなり、車を揺すります。北海道を前線が通過し通過後は寒気が張り出すという最悪天気予報です。この天気では膝痛が無くてもとても登山などできませんし、たとえ天気が良くてもこの膝痛では登り2時間の黄金山と言えども登山は無理というものです。

風の収まるのを待ちましたが、一向に収まりそうにありません。


今日は長沼町の友人宅にお世話になることになっていましたが、時間も十分あるので久しぶりに札幌市内を走ってみようと決めました。浜益漁港付近の「猟師のお店」の看板がかかる海産物点に寄り、大きなタコの足とヒラメの刺身をお土産に買って日本海側のオロロンラインを走りました。

風雨ともに激しい中でしたが、石狩市から正午近くには札幌市内に入りました。



雨の札幌市内見物です。

札幌駅は昭和35年高校3年生の時の「北海道放浪の旅」以来57年ぶりです。

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北海道大学の校門前にも行ってみました。
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右足は痺れも出て車の乗り降りにも不自由するほどです。病院か整形外科医に診てもらおうかと思うほどでしたが、札幌市内見物を早めに切り上げて、長沼町の友人宅に向かいました。
【長沼町の酒井さん】
長沼町の酒井さんは私と同じ会社に勤めた同期入社社員です。昭和36年お互い田舎の高校を卒業し、K建設に入りました。一月半ばかり一緒に本社の集合教育を受けた後、それぞれの部署に配属されましたが、札幌支店勤務の酒井さんと本社土木部勤務の私には接点はありませんでした。昭和50年代にイランの石油コンビナート工事で約2年間同じキャンプで過ごしてからは親交を深めて行き、その後は会社の中では私の一番の理解者になってくれました。同期入社という関係は大概ライバル関係になるのですが、出来の悪い私は酒井さん信望者ですね。
私が登山を始めて、北海道に渡るたびに自宅にお世話になり、奥さんとも身の上話を聞いていただけるほどになり、私の息子ともお話し相手になってくれるほどです。飼い犬も私を覚えてくれています。今回も北海道に入ったその日に一泊お世話になり、今日は今回2度目の訪問です。
酒井さん宅でお酒を飲みながら旅と山の話に花咲かせ、傷めた右足の膝と脛をアイシングし、夜になると随分回復し足を上げるのも楽になりました。
翌朝は見違えるほど回復し、ひざの半月板を痛めたのではという危惧は吹き飛びました。
昼食をいただいた後は熱いおもてなしに感謝し、お礼を申し上げて、酒井さん宅を辞しました。
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白糠町で羊牧場「羊まるごと研究所」を経営するご子息にもお会いすることができました。奥さんと4人の男の子と「足るを知る」を人生訓にして、痛快人生を謳歌しています。
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酒井さん宅を辞した後は苫小牧に向かいます。
当初計画では北海道最終日は有珠岳の大有珠を登ってから苫小牧東港からの新潟行きフェリーに乗る予定でしたが、膝痛は大分回復したものの登山ができるほどではありません。
【苫小牧の萱野さん】
向かった先は苫小牧の山友萱野さん宅です。
2001年夏、日本百名山完登まであと3山に迫り、ムスコと2人幌尻岳を目指していました。幌尻岳の林道終点の額平川入渓地点の取水堰堤で登山靴を地下旅に履き替えている時に会い、その後幌尻山荘から翌日の幌尻岳登頂~戸蔦別岳周遊し下山、林道を駐車地点に戻るまで行動を共にしました。その後は北海道に来るたびに同行登山をするようになりました。一緒に登った山は暑寒別岳・カムイエクウチカウシ・ペテガリ・神威岳などの骨っぽい山から十勝連山、札幌近郊の山まで北海道の山十数座を越え、さらに萱野さんが日本アルプスに遠征すると穂高岳・槍ヶ岳・立山・劔岳、白馬岳・北岳・間ノ岳などを一緒に登りました。
私の数多い山友達でも一番多く同行登山を楽しんでいる山友達です。そして北海道遠征時には酒井さん宅と変わらぬほどお世話になっていて、これまた奥さんとは身の上話ができるほどです。また飼い猫・飼い犬も同じようになついてくれていましたが、猫はつい先日車に轢かれてしまったそうです。
萱野さんとは北海道で知り合った他の山友達も共有するものがあって山談義に花が咲き、パソコンで情報を共有しています。ビールとお酒をいただきながら今回も一晩お世話になりました。
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【苫小牧のAさん】
萱野さん宅から10分ほどの同じ苫小牧市内のAさんにもお世話になりました。Aさんの奥さん秀美さんは長野市から10数年前に嫁入りしました。私とは会社は違いますが長野市内の同じ職場で少しの間ですがご一緒した間柄です。4年前FBで繋がり、10年ぶりくらいに再会しその後3度の北海道遠征時にはお世話になっています。ご主人はスケートのコーチでしたが今は一般の会社役員です。
今回は北海道2日目、漁岳に登った後長野土産を持参して訪問しましたが、疲労気味の私を見て「泊まっていけ」と誘っていただき、日帰り入浴の後酒豪のご主人と深夜まで痛飲しました。私もスピードスケートのファンで昔の名選手から現役の選手の活躍を知っているので話も合うというものです。
飼い犬のチワワのマリアは3度目の今は私を覚えてくれていて、私の布団の中で一晩一緒に寝るほどの仲です。
萱野さん宅からAさん宅に回り、マリアにお別れのあいさつに来ると、秀美さんが「フェリーの中で食べるように」と炊き込みご飯のお弁当を作ってくれました。涙の出るほどうれしく思いました。またの再会を約してお別れしました。
私の娘ほどの秀美さんですが、外孫ならぬ外娘の長女です。
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北海道の友人と岳人の温かいご支援を得て、2週間の初めての北海道雪山山行を終えて苫小牧東港に走って、新潟行きの新日本海フェリーに乗り込みました。
フェリー船内には新日本海フェリーの「日本には北海道がある」のポスターがありました。
「日本には北海道がある。北海道には友がいる。」
そんな思いで北海道を後にしました。


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コメント 2

ほろしり

こんにちは
2週間及ぶ冬の北海道遠征お疲れ様でした
海別岳、難山の群別岳制覇は大きな成果ですね
私の都合悪くて漁岳同行出来なかったのが悔やまれます
アクシデントで大有珠は登れませんでしたが、あの山はいつでも
登れますから心配ないです
それでも怪我の方大事に至らなくて本当に良かったです

この連休は天気も良く北海道も桜の季節(苫小牧ままだですが)
を迎え賑わっているようです
私は3日にこの春最後の雪山で大雪旭岳に登って来ました
近くにいても冬は初めてですが、天気恵まれて良かったです

これからグリーンシーズンの山ですが
お互いに安全第一で楽しみましょう

by ほろしり (2017-05-04 13:30) 

カモシカ永井

>ほろしりさん
北海道雪山山行では大変お世話になりました。
おかげで足も殆ど完治しました。後遺症もないようですので、これからも登山が楽しめます。まぁ焦ることなくあと半月くらいは養生しようと思っていますが、少しずつ登山の虫がうずき始めてきています。
旭岳rのレポ拝見しましたSさんは「おさち」さんでしょうか?
お互い自慢のできる山友がたくさんいて良いですね。
今年は少しはスローにしてグリーンの山楽しみたいと思っています。
by カモシカ永井 (2017-05-05 09:37) 

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