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悪沢岳2 [登山]

お盆休み恒例「親子二人連れ登山隊」、6年ぶり3度目の悪沢岳山頂です。

不安定な天気が続く中、何とか晴れて展望も開けていました。

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千枚岳の岩場にはタカネビランジの群生を見ることができました。
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千枚小屋までの記録はこちら

8月14日



千枚小屋での前夜は夜半に雨が降り今日の天気が心配されたのですが、朝になると雨も止んでいて今日の行動に問題なさそうです。

小屋の朝は早く4時20分には朝食タイムでした。しっかり腹ごしらえしてパッキングを済ませて5時20分の小屋立ちとなりました。

小屋から30分ほどの二軒小屋分岐にザックを預け、アタックザックに軽食・飲料水など入れて軽荷で悪沢岳往復です。デジカメをザックに忘れてしまいました。

二軒小屋分岐からは20分ほどで森林限界を越えてハイマツの美しい千枚岳山頂に着きました。

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振り返ると昨日登って来た長大な千枚尾根の先に富士山も姿を見せていました。
(画像をクリックして拡大すると千枚尾根が確認できます。後方の尾根は笊ヶ岳などの白峰南嶺です)
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千枚岳から岩稜帯を下ると梯子場があり、梯子場を超えると岩場にタカネビランジの群生地のお花畑が広がっていました。マツムシソウ・タカネナデシコなども見事です。
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白いタカネビランジは初めて見ました。
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花見は下山時の楽しみにして先を急ぎます。岩稜帯を過ぎると易しい登になってハイマツ帯の先に丸山が見えてきました。「3000m超峰」未登頂の丸山を踏むことができました。
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丸山から見る悪沢岳方面です。
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丸山からは再び岩稜帯になり足場を選びながら進んで、千枚岳からは1時間10分ほどで6年ぶり3度目の悪沢岳山頂に登り着きました。先着していた登山者で大賑わいです。
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赤石岳・荒川岳をバックに「親子二人連れ登山隊」記念の一枚です。元気と根性があれば、まだまだ高峰も楽しめるというものですね。
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山頂からの展望です。白峰南嶺の先雲海に浮かぶ富士山。(クリックして拡大)
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眼前の赤石岳
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コチラは南アルプス北部の塩見岳・間ノ岳・北岳・仙丈ケ岳。
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後方は荒川岳中岳。
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千枚小屋の朝食に出たバナナを食べ、展望を楽しみながら15分ほどの山頂ステイです。
後続に山頂を譲って往路を下りました。丸山山頂ではデカザックを背負った男女パーテイがすごく早足で下って行き驚きです。まさに南アルプスに夏場に現れる怪物・猛女だと思いました。
千枚岳の岩場でお花畑をカメラに収めながら千枚岳から二軒小屋分岐に戻りました。幕営道具と2日分の食料の入ったデカザック担いで二軒小屋への道を下ります。分岐を下りかけると軽荷のザックを担いだ2人の男性が登ってきました。「二軒小屋~5時間かかった」という事で、大きな荷物を担いでいるから「我らは下りに5時間だな」という思いで下ります。
コチラは歩く人も少ない道ですが、少々荒れてはいるものの快適トレイルが続いていました。
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1時間少々歩いて小広い場所に腰を下ろして昼食を摂りました。休んでいる途中で単独行の男性が上がってきました。「今日は荒川中岳避難小屋泊」という登山者で、今日二軒小屋から登ってきた登山者は3名だけでした。
休憩場所からすぐ先がマンノー沢ノ頭(万斧沢ノ頭)でした。
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マンノー沢ノ頭の三角点。
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マンノー沢ノ頭からは緩く快適に下って行きますが、「一向に高度が下がらないな~」と思う頃、2100m付近からは一気の急坂下りになりました。何度か休憩を挟みながら激坂を下り、二軒小屋に近い尾根取り付き付近はザレ場で緊張を強いられました。
大井川に架かる吊り橋が二軒小屋からの登山口です。
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吊橋を渡って無事下山です。
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発電所の取水堰堤施設の脇を通って林道に出て、ゲート脇を抜けて二軒小屋ロッジの立つ二軒小屋キャンプ場に着きました。
ロッジでテント泊の手続きをした後テントを張り、ビールで乾杯です。(350ml・350円、500ml・500円reasonableです)
今日は広いテント場に4張りのテントが張られました。夕暮れ前に再びビールを買って焼酎も飲みながら夕食タイムです。定番のカレーライスですが、ムスコが「美味い美味い」と云ってくれるのが嬉しいですね。
二軒小屋ロッジ1泊12,000円だそうですが、極上料理入浴が楽しめるという事で人気は上々のようです。テント場を見下ろしながら20名くらいの宿泊者が寛いでいました。椹島から車で来れるのはこのロッジに予約した者しか乗れません。
「行動時間」
千枚小屋(5:20)~二軒小屋分岐(5:50)~千枚岳(6:20)~丸山(7:00)~悪沢岳(7:30/7:50)~千枚岳(9:00)~二軒小屋分岐(9:25/9:35)~マンノー沢ノ頭(11:00)~二軒小屋(14:20)
8月15日
二軒小屋キャンプ場は発電所の取水堰堤から流れ落ちる水音で静寂とは言えず、それほど快適ではありませんでしたが、昨日の急坂下りで太ももの筋肉痛が出て疲労もあったが少しは疲れも取れたようです。
4時前には若者が素早くテントを徹宵してキャンプ場を後にしました。夜明けを待って湯を沸かし支度をしている間にも単独行の若者が伝付峠方面目指して出発し、若いカップルの男女も6時前には椹島目指して林道を下って行きました。
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今日は蝙蝠尾根にある「標高1003山」の徳右衛門岳往復です。
アルファ米に湯を注ぎアタックザック担いで6時には二軒小屋を出ました。林道ゲートの脇を抜け昨日下りて来た千枚岳登山口を分けて林道を進むと田代ダムです。さらに進むと二軒小屋トンネルに入り、その先の東股に架かる橋を渡ると林道は東股・西俣分岐になっていました。
ここで疑うことなく西股林道に入ってしまい、そのまま1キロほど上流に進み、発電所まで来ましたが蝙蝠尾根に取り付く登山口がありません。リニア工事用と思われる河川敷内の工事現場を見て引き返しました。この間約1時間ほどのロスタイムです。(思い込みで最初から蝙蝠尾根を間違えていた)おまけに霧雨模様の天気も傘差さなければと云うほどの降りになってきました。
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徳右衛門岳登頂を諦めてトンネル付近まで引き返すと2人の屈強な釣り師が上がってきて、徳右衛門岳の登山口を教えてくれました。「分岐~東股を10分ほどのところに登山口がある。徳右衛門岳までは急登が続く」という情報です。もちろん地図は持ってきていたので確認するとまさに言われる通り、自分のミスを認めざるを得ませんでした。
ムスコと二人で相談し、再度徳右衛門岳目指すことにして東股林道に戻り登山口まで歩きました。古びた登山ポストのある登山口で朝食休憩を取る間に雨も上がる気配は有りません。アルファ米の朝食とラーメンを食べた後、結局徳右衛門岳登頂を諦めました。
二軒小屋キャンプ場に戻って霧雨の中テント撤収です。水を含んだ幕営道具を担ぐと昨日よりも重く肩に食い込みますが泣き言を言っている場合ではないです。
9時半には二軒小屋を後に10キロ先の椹島までの林道歩きの始まりです。1キロ置きに小さな道標があるので良い目安ですが矢張り重荷を担ぐと下りでも1キロ15分はかかります。傘さしながら林道を黙々と歩きました。下る車を見るたびに乗せてもらえないかな~と淡い期待を抱くのですが無理でした。10キロ強の林道を3時間かけて歩き、椹島には12時半に着きました。
30分ほど待って満員の登山者を乗せたバスで1時間かけて畑薙ダム下の駐車場に戻りました。
濡れた着衣を着替えてサッパリとし井川に下って長い山道を走って静岡市内を目指しました。
徳右衛門岳は来年にでも単独で二軒小屋ロッジ泊で再アタックしようと思っています。
「行動時間」
二軒小屋6:00~蝙蝠尾根登山口付近彷徨~二軒小屋8:40/9:30~椹島12:30/1310~バス~畑薙駐車場14:15
これにて2017年お盆休み恒例カモシカ永井「親子二人連れ登山隊」の登山は終了です。
来年は早川尾根を2泊3日の予定です。

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コメント 4

ほろしり

恒例の親子登山、今年も楽しく読ませて頂きました
息子さんの生き生きとした顔がとてもいいですね
もう一度一緒に歩きたいものです

悪沢岳に登るのはこのコース歩くのだなと
地図広げて確かめていましたよ


by ほろしり (2017-08-21 17:21) 

カモシカ永井

ほろしりさん
コメントありがとうございます。
徳右衛門岳登れなかったのは残念でした。
小屋泊の千枚小屋まで2泊分の食料を担ぎ上げたので無駄な労力でしたが、歩荷訓練ができました。

椹島を起点に悪沢岳~赤石岳~聖岳~光岳と縦走可能です。
4泊5日くらいはかかりますね。
以前反対コースを仙丈ケ岳まで小屋泊で歩いてきた北海道の高齢登山者と会ったことがあります。
by カモシカ永井 (2017-08-22 05:43) 

mama

残念でしたね。
今年の夏は 雨が多いから テント泊の登山はたいへんですよね。
傘ももっていくんですか?100グラムでも軽きしたいのに・・・
でも 恒例の親子登山できてよかったです。

釣り人に会ってよかった。会わなかったら っていうか、いつもスリル満点ですよね。また 行きましょう レポート待ってます、
by mama (2017-08-24 07:20) 

kamoshika-nagai

>mamaさん
コメントありがとうございます。
本当に天気が安定しませんね。来週には北アルプスの秘蜂狙っていますが、5日連続で晴れることが条件ですから無理ですね。
でもあまり人が登らない山に行こうかと思っています。
傘は持って行ったほうが良いですよ。特に林道歩きなどはかっぱを着なくて済みます。
ムスコの事情は御存知の事と思います。私が元気な間は思いで作りをしてやろうと思っています。既に2年先までの約束しました。
南アルプスは奥深いのでデカザック担いだ山の怪物・猛女が出没しますね。
還暦過ぎてテント担ぐ登山を始めたmamaは小猛女ですね。
まだまだ夏山大いに楽しみましょう。
by kamoshika-nagai (2017-08-24 08:42) 

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