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六百山は敗退 [登山]

上高地入り2日目はまさに上高地にそびえる上高地の山六百山を目指します。

ビジターセンターから見上げる六百山です。中央後方が山頂です。
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前夜は小梨平キャンプ場で快適な夜を過ごしました。

心配した天気も5時半頃になると上空が明るくなり、天気回復模様です。

今日もハードな行程ですからしっかりと腹ごしらえして、ザックに20mザイル・雨着・食料・飲料水などを詰めて6時にテント場を出ました。

夜明けの河童橋です。明神岳も朝もやに包まれながらも朝日を浴びています。
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河童橋の公衆トイレ脇に入ると笹原の中に踏み跡がありました。
朝露あびて着衣が濡れ、巨大な土石流防止の堰堤の下で雨着の下だけを付けました。


巨大堰堤は左から回り込み踏み跡を追うと3基の堰堤を越えて土石流監視施設と雨量観測施設のある4基目の堰堤に着きました。


この先は沢に入らなければと思っていたのですが、沢に下りる踏み跡はなく、土石流監視用と思われるケーブルが樹林帯に延びていて踏み跡もこれに続いていました。

結局ケーブルはコメツガ林の中約100m位は続いていたでしょうか、踏み跡もケーブル先端のカメラ設置場所(?)まで延びていました。
私は六百山に続く踏み跡と疑うことなく跡を追いました。それにしては赤布もテープもついていないのはおかしいなと思ってはいました。


結局その先樹林には踏み跡らしきが見えますが、「いつか中畠沢に出るだろう」と適当にコメツガ林を登り上げて行きました。途中で沢に入る踏み跡らしきがあったので入りかけましたが、「けもの道だろう」とまた樹林帯に戻りました。
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実はここで私は大失敗をしていたのに気づきました。
「激藪の隙間より」の藪山名人・激藪氏のルート図とワンポイントアドバイスを書き写した地形図をテントの中に忘れてきていたのです。

事前にイメージしてきたので「今登っているのは違う、右側の沢に入らなければ」と登り上げると大岩壁の基部に着いてしまいました。
岩壁の基部を右に回り込みながら踏み跡・テープを探しますが結局その先には進むことができませんでした。藪蚊に露出した顔や腕を刺されながらの悪戦苦闘でした。


登り始めて1時間半ほど岩壁の下で、ルートファインディングに失敗したことを認め、「今日は偵察行」とあきらめて樹林を下ることにしました。
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沢に下る道を探しながら樹林帯を慎重に下ったのですが、雨量観測施設の堰堤に来てもそれを見ることができませんでした。


中畠沢では「昨年初冬入山し行方不明になった遭難者が7月に遺体で見つかった」と云うニュースもあったばかりなので、「ろく百山の今年の入山者はないのかもしれない、しかしケーブルに沿った踏み跡は鮮明だったな~」という思いで河童橋に下ってきました。


テントに戻り地形図で確認すると中畠沢からは離れた1917mピークの大岩壁の基部に行ってしまったことに気付きましたが、後の祭りです。(激藪氏も土石流監視用のケーブルに沿って登り、途中で沢に入ったという記述も見ることができた。)
今年の秋か来年か再アタックを心に決めたのであります。藪蚊がいなくなり紅葉の季節が良さそうですね。


小梨平は真夏の太陽が輝いて明神岳が屹立していました。
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こば

7月に死体を発見したのは私の知人でY高校の後輩でもあります。
 http://ameblo.jp/abuhachi-nepal-ashok/entry-11894364119.html
by こば (2014-08-10 00:29) 

kamoshika-nagai

>こばさん
虻蜂さんのブログですね。
先日、rommyさんと天狗原山に行った時に聞き、帰宅後すぐに拝見しました。虻蜂さんは私もこばさんと大弛みに初めて連れて行ってもらった時にお会いしています。山の怪人ですね。最近はこんな山が楽しくなっているので、ネット上でもよく見かけます。

六百山紅葉の時期にご一緒しませんか。
by kamoshika-nagai (2014-08-10 05:58) 

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